top of page

時刻は3時を過ぎて、そろそろ眠気も襲ってくる時間だが、BAYCAMPはまだまだ盛り上がっている途中だ。PLANT STAGEのトリを飾るのは新生Wienners。「 BAYCAMP、おはようございます。良い子は寝る時間ですよ。まだ起きてる人たち一緒に悪いことしようぜー!」そんなと玉屋2060%(Vo&G)の掛け声から始まった “DIAMOND DUST”。続けて演奏される“VIDEO GIRL”に観客の熱気はどんどん上がっていく。

 

「さあ起きてますか、BAYCAMP?」玉屋2060%の問いかけに答えるオーディエンス。

まだまだ盛り上がり続ける会場に“シャングリラ”のイントロが始まった。

無数の手が上がりリズムに揺れ、手拍子をする姿が見られた。

この時間のBAYCAMPが好きだと語る玉屋2060%。近くも見えて遠くも見えて、テントエリアも見えるこの時間のそういったところが、良いのだという。

にもかかわらず、玉屋2060%の視線が最前列の観客に向かうと、「夜中の3時にこのテンションバカだろ!」と、最前列のオーディエンスにそんな言葉を吐きながら演奏が始まった“ドリームビート”。

バンド・サウンドの疾走感がたまらない1曲だ。

新しいメンバーが入って初めてのBAYCAMPとなるWienners。

「今年の6月まで2人抜けて休止してて、私生活に置いて好きな事が出来るって本当に幸せだと思う」と、しみじみと語る玉屋2060%に観客も感慨深そうに聞いていた。

その後のWienners のライブでは定番になりつつある、“Justice4”、“レスキューレンジャー”と続き、会場の熱気を上昇させていく。

 

名残惜しくもラストを飾るのは“蒼天ディライト”。

4つ打ちに激しいギターとキーボード。シンプルな構成にもかかわらずオリジナリティ溢れるサウンドは、まさしくWiennersの音楽だ。時刻が4時に差し迫る頃、観客は最高潮。

「BAYCAMP、どうもありがとう」「終わりありがとう!」と、何度もお礼を言ってステージを後にするWienners。PLANT STAGEのラストは最後まで大盛り上がりで幕を閉じた。

 

撮影:Viola Kam (V'z Twinkle)

テキスト:LikeDis

bottom of page