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百々 和宏(Vocal & Guitar)、藤田 勇(Guitar)の登場で盛り上がるステージ。一番後ろから入ってきた、武井 靖典(Bass)の格好に会場は一際大きい歓声に包まれた。

武井はベースではなく「祭」と書いた大きなうちわを持ち、水色のハッピという格好での登場だ。

「ハローベイキャンプ!」武井が叫ぶとともに、“FEEVEER”のイントロが始まると武井はうちわを大きく扇ぎ、ステージを右に左に大きく移動しながら観客を煽っていく。

段々と体の揺れが大きくなっていく観客。“FEEVEER”の演奏が終わると、武井はうちわをベースに持ち変え、“メタルボーイ”の演奏が始まった。続けて“ロッキンルーラ”が演奏され、途中で水野雅昭のドラムソロも入り観客の熱も上がっていく。

「熱いなおい、BAYCAMP熱いな!」

汗でTシャツを濡らしながら武井が叫べば会場の歓声は更に大きくなり熱が上がる。

「元気ですか!?」武井の問いかけに観客の声も最高潮だ。

2015.08.05に発売されたアルバム『Ride into HEAVEN』から新曲“nuts”の演奏が始まった。前作『Rise from HELL』は"地獄盤"と呼ばれ、アルバム『Ride into HEAVEN』は前作と対になる“天国盤”だ。曲調は一転、壮大な音楽は会場を魅了する。

続けて演奏された“未来は今”の壮絶で美しいメロディーは、観客の盛り上がりは一層大きくなり、徐々に観客の動きも大きくなっていった。

“We are Lucky Friends”のイントロが始まった。「まだまだ始まったばかりだけど、最後まで怪我しないように気を付けてね」と武井の優しい言葉、シンセを演奏する藤田、百々の歌声に、ステージから遠くに座ってみていた観客も、気づけばMO'SOME TONEBENDERの世界に引き込まれてゆく。

「今日一日みなさん楽しく過ごせますように、最後にこの曲“GREEN & GOLD”」と、本日最後の曲の紹介に観客からは残念そうな声が上がったが、百々のギターアルペジオから始まる“GREEN & GOLD”の演奏が始まれば歓声が会場を包み込む。

藤田が今度はドラムへと移動し、サポートドラマーである水野と一緒に力強くドラムを叩き始た。

“GREEN & GOLD”の最後には藤田と水野のドラムソロも入り、最後の最後まで大盛り上がりのライブを見せた。

 

撮影:市村岬

テキスト:LikeDis

 

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