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振り向けば星屑と見紛うような工場地帯の夜景が広がるBAYCAMP PLANTSTAGE。

group_inouの1曲目は「EYE」。ステージ上では激しく体を揺らしサウンドを紡ぎ出すimai、そして攻撃的にリリックを吐き出し会場を揺らすcpがストロボの中に煌めく。

「MYSTERY」を激しく畳み掛け、MCではimaiがカオマンガイバーガーの店先でgroup_inouのグッズを身につけたファンに囲まれたものの、全く気づかれなかった(笑)というエピソードで会場の笑いを誘う。

 

「CATCH」「KNUCKLE」と次々激しいビートで会場を沸かせたかと思えば、続く「BLUE」では青い光の中、波のようなゆらめきを会場に運び、変幻自在なパフォーマンスの幅広さを見せつけた。

続く「COMING OUT」ではまるで太陽のような眩い光の中、リズムと言葉を華麗に操ってみせるcp。

夜のBAYCAMPに登る太陽かのように、その存在感を見せつけた。

大歓声の中「RIP」へ。imaiの鳴らす、どこかポップなメロディに、刺すように激しいcpのリリックが重なり、会場は激しく跳ねる。

ストロボとともに激しさを増すアウトロに、観客の熱狂はピークに。

そしてラストの「MAYBE」。幻想的なイントロからcpのシャウトを合図に一気に加速するビート。

会場全体が一つの生き物かと思えるような一体感。一つの音楽がどれほどの人々を繋ぐのか、その力と可能性を見せつけるようなステージとなった。

 

撮影:市村岬

テキスト:LikeDis

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