“From Noon Till Dawn”のイントロが流れると、会場のボルテージは最高潮に。ホリエアツシ（Vo/G/Key）から「BAYCAMP大好きだぜ！」の声に更に歓声が大きくなった。

続けて演奏された“The World Record”は、ギターもベースもドラムも全てが一体となって形成される、彼らのオリジナリティ溢れるロックに、深夜にもかかわらず会場全体が揺れる。

「俺たちストレイテナーと言います。踊ろうぜ朝まで」と始まった“DISCOGRAPHY”で魅せる日向秀和(B)のスラップ奏法に体を委ね、思い思いに揺らして聞き入るオーディエンスだが、踊れの声に1つとなってリズムに乗り始めた。

 

「BAYCAMPはフェスっていうか、町外れに出来た遊園地みたいでいいね。去年始めて出て、これからも出続けますという宣言通り今年も参加出来てよかったです。これからも全力で音楽を楽しんでこの素晴らしい世界が続くように、今年の夏のために作った曲」そう紹介されたのは、 “NO～命の跡に咲いた花～”。夜も深まるこの時間帯に演奏されたこの楽曲に、オーディエンスは小さく体を揺らし、静かに聞き入っていた。

「去年は夜中に嵐が来て偉いことになったけど、今日は音楽の嵐で今日一番の盛り上がりを見せてください」の言葉と共に演奏が始まったのは“Melodic Storm”。

先ほどとは一転し、アップ・テンポの曲に会場が大きく沸いた。