オールナイトのBAYCAMPも折り返し。
21時を過ぎ、BAYCAMP全体がヒートアップする中、FREE THROW DJ TENTのステージ前も超満員。鳴り続ける良質な音楽へ引き寄せられるように、観客が押し寄せてきていた。
そんな中登場した水曜日のカンパネラ。コムアイの姿を焼き付けようと観客が”ズズズ・・・”とステージの方へ移動、密集。
怪しい雰囲気の「ユタ」からLIVEはスタート。
独特の世界に会場を引き寄せていく。”魅了”という言葉がしっくりくるような、そんなステージ。
そして「ラー」は2度目の披露となる新曲。
眩しいほどの光に照らされる中、左右に体を揺らしステップを踏みながらパフォーマンス。
伸びやかな歌声と鋭いビートが交じり合う、コムアイの魅力を堪能できるステージとなった。
MCで「凄い、マジでチョーいるよ!」とコムアイが驚くほどの観客の数。
そして「BAYCAMP!温泉は好きですか!?」という呼びかけから「ディアブロ」へ。
会場を包むコール&レスポンス。ステージの周りを埋め尽くす人と天に向け伸ばされた手。
会場は一体となり鳴らされるビートに身を委ねる。そして間髪入れずに「桃太郎」へ。
「き・び・だーん きびきびだーん」独特なビートに合わせ観客も手を振ってコムアイに応える。
再びMCを挟んで続いては「シャクシャイン」北海道に関する曲ということもあり「北海道のみんな!準備はいいかーい!」というシャウトから楽曲へ。ズンズンと響くビート。「踊れBAYCAMP!」と煽るコムアイ。自身も激しく体を揺らし、観客と一体となって音を楽しむ。
ラストは『血ぃ吸うたろか~』という独特なリリックの「ドラキュラ」。
サビでは会場全体で腕を左右に振り、これ以上ないという一体感の中、なんとコムアイがステージから降り観客の中へ!照明台の上に登り、大きなクラッカーを発射!
大熱狂の中LIVEは幕を閉じた。
撮影:市村岬
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