SEP. 05 2015 | 神奈川県・川崎市東扇島東公園・特設会場
ステージ上のスクリーンに「Kidori Kidori」と映し出されると、観客の手拍子に迎えられてメンバーが登場。
定番曲「NUKE？」からスタートさせたKidori Kidori。イントロが鳴りはじめると歓声が上がり、
マッシュ(Vo,Gu)が「ComeOn！」とさらに煽ると一気に観客のヴォルテージはMAX。
「毎回呼んでもらって、BAYCAMPには感謝してます。言うたらもうホームってことでいいですかね！？」
という語りかけから「ホームパーティ」へ。
「4つ数えたら飛び跳ねようぜ！BAYCAMP、行ける！？」というマッシュ(Vo,Gu)の呼びかけに当然観客は一糸乱れぬ跳躍で応える。
続く「Watch Out!!!」もエネルギッシュに繰り広げ、会場はKidori Kidoriに掌握された、という感じ。
本当にBAYCAMPはKidori Kidoriの”ホーム”という印象だ。
音源では洗練された、どこか「オシャレ」な雰囲気も感じさせるKidori Kidoriだが、ステージ上ではほとばしるエネルギーを全身から走らせ､「これぞフェスティバル」と言える熱狂を作り出す。
こればかりは実際に体験しないと感じることのできない魅力であると言えるだろう。
MCをはさんで続いては「なんだかもう」。
ミドルテンポのビートと夏の夜の風･･･。なんだかもう、いい。
続く「テキーラと熱帯夜」はまさに”音に酔う”ことができるような手拍子と合唱。熱狂からうって変わって、幸福を感じさせるような夜のひと時となった。
そして胸を突くようなバスドラのリズムで次の曲へ。
「おっきい方のステージでもできるように頑張ります」と語ったマッシュの言葉とともに始まった「Come Together」。
手拍子の渦、会場を満たす大合唱。やはりここは彼らの”ホーム”なのだ。
マッシュの言葉が実現することを疑う者は多分、そこには誰もいなかっただろう。
撮影：Viola Kam (V'z Twinkle)
テキスト：LikeDis