続いて、「海と花束」の演奏が始まった。楽曲中盤のコーラスでは演奏の高まりを加速させていった。

曲名の中に「海」という単語があるが、BAYCAMPは海沿いでのフェス。観客達はこの場所でこの曲を聴けたというのは、最高の環境で最高の曲を聴けたのではないかと思う。

 

「海と花束」のメロディーの余韻が残りつつ、ドラムのビートが鳴り響く。そのまま 3曲目「クロノスタシス」の演奏に合わせて程よく身体を揺らす観客。佐藤千亜妃の静かで情熱的な声が夕方の風に乗って会場を包み込んでいた。

 

続いてメジャーでの1st Singleとなる「桜が咲く前に」の演奏が始まる。

今回のライブで見せた最後のメロディからサビへ入る際の佐藤千亜妃の表情がとても印象的で、

オーディエンスへの「ありがとう」の一言が、強く心に響いてきた。