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先ほどのカジヒデキのサポート・ミュージシャンとしても出演したKONCOS(コンコス)の2人。

コンコスは登場するや否や、古川太一(Key./Syn./Ba./Vo.)と佐藤寛(Vo./Gt.)がステージ上から大量に物販のタオルをオーディエンスにばら撒き始め、会場を沸かせた。

 

 古川と佐藤がユニゾンしながら歌うスタイルで、“僕らは大人になれたらいいな”と「Magic Hour」を歌い、「まぼろしフェアリー」「Citrus」と披露。

序盤から古川はステージを縦横無尽に走り回り、飛び跳ねながら鍵盤を楽しそうに弾き歌う姿が見られた。

 

「Pararell World」では佐藤のカッティング・ギターに古川の厚いシンセの音が乗り、“手を挙げろ!”「Put Your Hands Up!」と促す古川に応え、手を挙げて踊りだすオーディエンス達。

MCでFREE THROWとBAYCAMPに感謝の言葉を述べた古川はベース(なんとベースを始めて1ヶ月なのだそう)、佐藤はアコースティック・ギターに持ち替え「Flower」を披露。

古川の「Hey!」の掛け声に合わせてコールアンドレスポンスが響いた。

ラストは女性コーラス隊を交えながら演奏した「8月待つ島まで」。古川と佐藤の歌声に折り重なる女性コーラスと、オーディエンスの合唱の一体感は最高にハッピーな空間を作り出した。

コンコスと一緒なら、どこまでも行けそうな気がする。

 

次第に寒さが増してきた中でも、アツく、熱量の高いポップ・ミュージックで会場を盛り上げてくれたコンコス。彼らは音楽を体で感じることの楽しさ教えてくれた。

 

撮影:Ray Otabe

テキスト:コイズミリナ

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